【西円寺】ご開帳へ行ってきました!
大雄山・西圓寺の33年に一度のご開帳へ行ってきました!
車に乗って、米原市西圓寺に到着したときには、なんと駐車場は満車!
駐車場の番をされている男性に臨時駐車場の場所を尋ねると「自転車で案内するんで付いてきてください!」とのこと。
導きボーイに導かれるまま近くの公民館に駐車し、導きボーイがご案内する後を追い、西圓寺へ。
到着して見ると、村の祭り感たっぷりなお飾り。
お堂に入ると、立派な龍の天井画と何処となく大陸風な空間が目の前に。
お供えの野菜を見ていると、湖北の小正月行事「オコナイ」を思い出します。
側まで近寄って全身をみると、「摩耗がすごいな」と思いました。
お顔の目も、衣も平らになっていると言っても過言ではないほどに。
そして「くびれ」がすごい!
今流行りの腰を細く見せるスカートのように、腰がキュッとなっています。
観音さんは鎌倉時代の制作とされているようですが、平安中期〜末期な印象を受けました。
足元の衣の線は膝と足首に。
足の指は長めでありながらも甲高な人を彷彿とさせるリアルな足元。
黄檗宗のお寺の御本尊が観音さん?と思う方もいらっしゃるのでは。
西圓寺さんはもともと、天台宗の寺院として約700年前に創建されました。
のちに延暦寺の末寺として栄えましたが、織田信長の焼き討ちで大きな被害を受けたそうです。
その後、西圓寺は黄檗宗の寺院となり、彦根藩の井伊家と新庄檀家、さらに西園寺有志信者によって新たに再建されることになったとのこと。
西円寺、面白ポイント!
通常拝観はこちらのコイン制!
300円入れると、境内にお寺の紹介が放送されます。
しばしば、湖北で仏さんいるのは長浜だけでしょう?
と言われますが、そんなことはない!
米原では西圓寺だけでなく、古〜いお寺さんがありますので、ぜひぜひ。
▼仏友のひよどりさんもUPされていましたので、こちらも!