アートマネジメント人材養成講座「白洲正子がみた湖北-祈りの世界」登壇しました

3月2日、滋賀県立文化産業交流会館にて、アートマネジメント人材養成講座「白洲正子がみた湖北-祈りの世界」と題して、登壇しました。

お越しいただきました皆さま、ありがとうございます。

 

対談では、髙梨先生と白洲正子が惹かれた湖北について、地域の仏像を守りつなぐことやお祭りなど地域文化の現状とこれからに向けてのお話をたっぷりしました。

 

移住してから8年。

長浜市内を中心に、村のお堂や寺社へ聞き取りに行ったり、特に大きな用事はなくても様子見に伺ったりしました。

これは何か企画するのような話し合いではなく、ぼんやりとした思いを誰かに伝えるためにブラッシュアップするようなものです。

なので、ほとんどが雑談です。

村人ではない私にできることは、このような「話を聞く」というささやかなことです。

それでも誰かに話すことで仏像を守る方がこれからどうにかしたいと考えていることや地域で大切にしたいと思っていることを整理する機会になっていればと思っています。

 

今回の講演会のなかで、ご聴講の皆さまが共感することも、モヤモヤすることもあったと思います。

それをぜひ自分のなかで落とし込んだり、誰かと話す話題にしてみたりして深めていただきたいと思います。

真正面から受け止め、考えていること、感じていることを言葉にすることから「これから」始まると思いますので、あのような場をそのきっかけとしていただけたらと思います。