准認定ファンドレイザー合格しました
准認定ファンドレイザーの試験に合格しました!
ファンドレイジングとは、
NPO(民間非営利団体)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為を総称していう。
『認定ファンドレイザー必修研修テキスト』(日本ファンドレイジング協会)より
こうしたファンドレイジングを行う職種をファンドレイザーといいます。
ファンドレイザーの資格試験は日本ファンドレイジング協会が資格認定制度を設けています。
※詳細は日本ファンドレイジング協会HPをご覧ください。
『星と祭』復刊プロジェクトや安念寺いも観音のクラウドファンディングで広報サポートに関わったことをきっかけに、文化財に関わるお仕事をされている方や仏像をはじめ文化財の所蔵者、維持管理者の方々から資金調達に関する相談が増えました。
そのなかで自分の経験ベースのアドバイスでありながら「もっと良いアプローチがあるのではないか?」「資金集めがゴールではないことをどう伝えるといいか?」などと思うことがありました。
地域の仏像や文化財そしてそれを取り巻く文化を守るといったとき、運営という点での担い手、マンパワー不足と仏像とその仏像がお住まいのお堂の維持管理(防災、防犯、修理、光熱費など)の費用が悩ましいところです。
だからこそ単なる資金集めではないファンドレイジングがこのような状況下で必要だと感じ、ファンドレイジングについて体系的に学んで、文化財とそれを取り巻く文化振興の仕事に活かしたいと思うようになりました。
そしてせっかく勉強するなら資格試験も受けてきちんと自分の血肉にしようと思いました。
そして2024年11月に受験し、無事合格しました!
プロジェクトを中心的に進めていく方々に対して、どのようにサポートするのがいいのか、深く考える機会になりました。
以前より思っていたのは「集めておしまい」ではなく、「継続的に」情報発信し理解を得て、ファンや応援してくださる方を集めて、一緒に守っていくこと。
さらにいえば「集める前から」そのような体制、仕組みをつくりたいです。
あとはやるだけだと思うのですが、今のうちにどこからご相談がきてもいいように、戦略ツールを準備しておかなくては。
まだまだ資格を取得しただけの新米ファンドレイザーですが、ここからまた学び、実践、学び、実践をくりかえしていきます。
どうぞよろしくお願いします!
+++2025年2月2日 追記+++
「【対面・オンライン開催】博物館向け「戦略的ファンドレイジング説明会&個別相談会」に参加してきました。
認定ファンドレイザーさんから様々な事例についてもお聞かせいただき、たくさんの学びがありました!
博物館のポテンシャル、役割、可能性などについて、話し合える機会が大切ですね。
上記のリンク先にある「文化庁ウェブサイト令和5年度の報告書」はとても参考になりましたので、ご興味のある方はおすすめします。