観音ハウス閉館によせて動画配信

「観音の里をつなぐこころ-びわ湖長浜KANNON HOUSE閉館によせて-」動画全体のディレクションをしました。

8月下旬から撮影を開始し、10月17日から10月31日まで東京・上野にあるびわ湖長浜KANNON HOUSEにて放映

そして10月19日よりyoutube配信スタートしました!

この動画は、観音ハウスへ足を運んでいただいた方々に、感謝の気持ちを込めて制作しました。

しかし普通のありがとうメッセージ集にするのはもったいない。

 

「今ある湖北の観音文化」を感じてもらえるものをつくる。

地元自慢のPR動画ではなく、等身大の湖北の文化を、人々の思いを伝えるものをつくる。

 

そう思って制作に挑みました。

言語化することが難しい「湖北の観音文化」だからこそ、湖北で暮らす人々、湖北へ訪れたことがある人々が紡ぎ出す言葉、声色、表情から感じとっていただけたらと思います!

 

↓ここからは動画制作側のお話をできればと思います。

 

撮影を通して気づいた「地元に対する自分の思い」

出演者は、観音ハウスのトークイベントで出演されたことがある世話方さん、ご住職、ボランティアガイドさん、仏師さん、学芸員さんなど。

またゲストとして、田中ひろみさん、宮澤やすみさんにも出演していただきました!

皆さまご協力いただき、ありがとうございます!

本当に良いコメントをしてくださったので、編集の時は悩みに悩み、文字通り「断腸の思い」でカットしました。

 

そしてカメラが回っていないところでも、出演者の方々と文化をつなぐことについて、観音ハウスで出会った方々について、撮影メンバーでじっくりお話をしました。

撮影に関わった皆さんが、この4年ほどを振り返り、これからについて考え、自分の言葉にするとても良い機会になりました。

普段思っていても、なかなか口にすることがない自分の思い。

観音ハウスをきっかけとした「そとからお越しになる方と交流することの楽しさ」「地元に対する思い」を出演者の方々自身も、撮影を通じて再認識されていました。

その姿を見守り続けた私も「パッションある方々がいる限り、未来は明るいし、まだまだ!」と励まされましたね。

湖北人で作り上げた動画

今回の動画の「撮影」「音声」「編集」「ディレクション」をしてくださった富岡さんには頭が上がりません。

今回の撮影で、はじめて湖北の観音文化に触れたであろうに、感覚的に撮ってほしいもの・ことを理解してくださって、動画を通して「ここを感じて欲しい」というところも言わずも盛り込んでくださいました。

観音文化に触れたことがなくとも、長浜生まれ長浜育ちだからか、湖北の文化の根底にあるもの、精神的なものは感じとれたのでしょうか。

最初の打ち合わせから最後のナレーション録音まで、観音文化への理解度の深さに驚くばかりでした。

それと同時に、またひとり。

湖北の観音文化を知り、語る人が増えたと嬉しく思います。

 

そしてナレーションは、いつもお世話になっているchihoさん。

高月町で育った明るくて優しいおねーさんで、観音堂解説テープのお仕事もしていらっしゃいます。

観音さんのこと、観音の里のことを知っている方だからこそ、その声に愛情がこもっているように思えます。

動画を事前にご覧いただき、イメージを掴んでいただいたのですが

「地元の人が伝えたい湖北の観音文化だね!」

とおっしゃっていただいたことが、すごくうれしかったです。

制作と発信に文化をつなぐ仕掛けを

地元の人たちが自分たちの地域文化を再度見つめ直し、

観音文化を知る機会がなかった人たちがその真髄を感じ取り、

視聴した人たちが湖北へ足を運び、文化を伝える人となり、

地元は当たり前のこと(地域文化)がそうではないことに気づく。

 

そんな循環をもたらす動画になってくれたらと思います。

そして、令和2年現在の湖北の観音文化を伝える未来の史料となればと思います。

 

さいごに、私に委託をしてくださり、制作に対して柔軟に応じてくださった観音ハウス関係者の皆さまに御礼申し上げます。

 

 

 

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