映画「鹿の國」をみた
映画「鹿の国」をみました!
とてもとてもよかったです。
自然、生命、神仏、祈り…見ると色々と考えます。
パンフレットをひと通り読んだ後、もう一度見に行きたくなります。
なにより諏訪へ行きたくなりました。
今までは東京から甲州街道を通って諏訪へ入ったものの、次はぜひ天竜川をのぼって諏訪へ行きたい。
諏訪湖の水が流れ出づるは天竜川であって、その恵みを受ける地域に息づくものをたどりたい。
映画をみて感じたのは、「目に見えないもの」が諏訪大社のような大きなところに残っているだけでなく、地域のなかに小さく微かではあるが確かに「在る」ということ。
私たちは「目に見えないが存在するなにか」に対して、心を向けているだろうか。
そんな問いかけでもあるように感じました。
自分の力ではコントロールできないこと。
自然で生み出されたものをいただくこと。
そもそも人間も自然の循環のなかで生きていること。
願い、感謝、懺悔、畏れ。
それらをのちの時代に日本仏教によって結びつけられ、ある程度説明付できるものになったのかもしれない。
それでも隠れたところ、説明付かないものがあって、そこに神聖なるものが息づいていると感じました。
諏訪大社に関心のある方だけでなく、地域に息づくもの、文化、自然と人の関係などに関心ある方々にとってもおすすめです!
▼映画「鹿の国」公式HP
https://shikanokuni.vfo.co.jp/