琵琶湖文化館後継施設懇話会に出席

現在、老朽化で休館中の滋賀県立琵琶湖文化館・後継施設の基本計画を検討する懇話会に委員として出席して参りました。
まずはこのような場にお声かけいただけたことを有り難く思います。
8年前、初めて滋賀県へ訪れたとき、琵琶湖文化館はすでに閉館していました。
滋賀で暮らし始めて、仏像のこと、文化財のことをお話ししていると「昔行ったことあるけど、琵琶湖文化館ってどうなるのだろう」という言葉を聞くことが年齢問わずたくさんありました。
それだけ県内の方々は、琵琶湖文化館に思い入れがあり、そして文化財への関心もあるのだと思いました。
恐れていることは無関心、諦め。
少し関心をもっている人が、 自分の意見が言えるようになる、さらには自分の思いを元に行動するようになる。

そのように働きかけていくことが大切でしょう。

だからこそ、「してほしい」「したい」を言うのではなく「する」「やる」という今の話が必要です。

私自身も滋賀県内の文化財のこれからをより一層考え、行動をしなくてはいけない。文化財に対して思いを抱く様々な立場、分野の人が動き、形にしていくことで、活路が開けるはずだから。